女優として活躍している
上白石萌音さんですが、無類の読書好きということはご存知ですか？
「彼女はインタビューやSNSなどで、自分が読んだ本や感想を積極的に発信しています。彼女はどんな本を読むのでしょうか？」
上白石萌音さんが人生を変えた本とは？
上白石萌音さんは、これまでにたくさんの本を読んできましたが、中でも特に印象に残っている本や人生を変えた3冊の本をご紹介しましょう。
・『アイネクライネナハトムジーク－Permanent Collection－』（村上春樹［著］新潮社）
「この本は村上春樹さんが書いたエッセイ集です。村上さんが世界各地で見た美術館や展覧会などについて語っています。私はこの本を読んでから、美術館や絵画に興味を持ち始めました。村上さんの視点や感性が素晴らしくて、美術作品の魅力や背景を教えてくれます。この本を読んでから、私も美術館に行くことが増えました」
・『夜と霧』（ヴィクトール・E・フランクル［著］三笠書房）
「この本はユダヤ人医師で心理学者のヴィクトール・E・フランクルさんが、ナチスの強制収容所での体験をもとに書いた自伝です。彼は収容所での苦難に耐えるために、自分の人生に意味を見出すことが大切だという考え方を提唱しました。私はこの本を読んで、人間の尊厳や生きる力について深く考えさせられました。この本は私にとって、生き方の指針になっています」
・『さがしもの』（角田光代［著］新潮社）
「この本は角田光代さんが書いた短編小説集です。さまざまな人生の場面で、何かを探している人々の物語が描かれています。私はこの本を読んで、自分も何かを探しているんだと気づきました。それは自分の居場所や目標や幸せなど、見えないものかもしれません。でも、それを探すことが人生の醍醐味だと思います。この本は私に、探求心や冒険心を与えてくれました」
以上、上白石萌音さんが人生を変えた本として、『アイネクライネナハトムジーク－Permanent Collection－』『夜と霧』『さがしもの』を紹介しました。これらの本は、彼女の多面的な魅力や人間性を表していますね。
上白石萌音さんの読書スタイルとは？
■お風呂の中で本を読む
上白石さんは、お風呂の中で本を読むことが多く、「一緒に暮らしている妹（萌歌）からは迷惑がられている」
■カバーを外して読む理由
上白石萌音さんは、本を読むときにこだわりがあるそうです。彼女は以下のように語っています。
「私は本を読むときに、必ずカバーを外して読みます。カバーがあると、本の表紙や帯に書かれたキャッチコピーや推薦文などに影響されてしまうからです。私は本を読むときに、作者の言葉だけで物語に入り込みたいんです。それに、カバーがあると本が傷つきやすいし、持ち運びにも不便だと思うんです」
上白石萌音さんは、カバーを外すことで、本の中身に集中することができるそうです。また、カバーを外すことで、本の表紙のデザインや色合いなども楽しめるそうです。
■読書の時間
上白石萌音さんは、忙しい仕事の合間にも読書の時間を作るそうです。
「私は仕事が終わった後や移動中や休憩時間などに本を読みます。一日に少しずつでもいいから、本を読むことでリラックスしたり刺激されたりしたいんです。私は本がないと生きていけないくらい本が好きなんです」
上白石萌音さんは、本を読むことで心の栄養やエネルギーを得るそうです。彼女は常に本と一緒にいるそうです
上白石萌音さんの初エッセイ集『いろいろ』の魅力とは？
■『いろいろ』の魅力
『いろいろ』の魅力は、何と言っても上白石萌音さんのありのままの本音が紡ぐ言葉です。彼女は自分の感情や考えや夢などを率直に表現しています。その言葉はたおやかでまっすぐで心に響きます。
例えば、「踊る」というエッセイでは、彼女が舞台「ナイツ・テイル―騎士物語―」でダンスを披露した際の苦労や喜びを語っています。「私は、ダンスをすることで、自分の体に対する意識や自信が変わりました。自分の体は、自分の思い通りに動かせるものではなく、自分の思いを伝えるための大切な道具なのだと気づきました。ダンスをすることで、自分の体に感謝したり、自分の体を愛おしく思ったりするようになりました」という一節は、彼女の成長や感動が伝わってきます。
また、「駆られる」というエッセイでは、彼女が映画「君の名は。」で主人公・三葉の声を担当した際のエピソードを紹介しています。「私は、三葉というキャラクターに駆られていました。三葉は私にとって、自分とは違う世界に住む、自分とは違う性別である、自分とは違う人生を歩む人物でした。でも、三葉は私にとって、自分と同じように夢や希望や恋心を抱く、自分と同じように生きる力を持つ人物でもありました。私は三葉になりきることで、自分の中に眠っていたもう一つの自分を目覚めさせることができました」という一節は、彼女の熱量や感性が伝わってきます。
さらに、「探す」というエッセイでは、彼女が本を読むことで何かを探していることを告白しています。「私は本を読むことで、自分も何かを探しているんだと気づきました。それは自分の居場所や目標や幸せなど、見えないものかもしれません。でも、それを探すことが人生の醍醐味だと思います。本を読むことで、自分が探しているものに近づけるかもしれませんし、遠ざかるかもしれません。でも、本を読むことで、自分が探しているものに気づくことができるかもしれません」という一節は、彼女の探求心や冒険心が伝わってきます。
このように『いろいろ』では、上白石萌音さんがこれまでに経験したことや感じたことや考えたことなどを赤裸々に綴っています。その言葉からは彼女の多面的な魅力や人間性が表れています。
まとめ
上白石萌音さんは、読書好きの彼女が人生を変えた本やおすすめの本として、さまざまなジャンルやテーマの本を紹介しました。彼女の読書スタイルやおすすめの本から、彼女の多彩な魅力や素顔が垣間見えますね。
読書好きな方は、ぜひ上白石萌音さんの本を読んでみてください。
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